わきがの原因は汗ではない!菌が分解することによって発生

わきがの原因は汗ではない!菌が分解することによって発生

夏を前にだんだん暑くなってくると、気になるのがワキガです。汗をかく季節になると、男女問わず特有の臭いを発生させるので、気になるところです。

 

さてワキガの原因というとそれは菌です。アポクリン腺という部分から出てくる汗に含まれる脂質とタンパク質と糖質、そしてアンモニアといった成分混ざりあい、肌の表面にある菌が分解することによって、汗そのものは無臭なのにもかかわらず、あの独特の鼻の奥に強烈に感じてしまう臭いを発生させるのです。

 

この臭いに肌表面にこびりついている皮脂が混ざり合うことで、さらに臭いが強烈なものになるのです。そしてエクリン腺というもうひとつの汗腺があります。そこから出る汗の成分も、ほとんどが水そして塩分ですので臭いがしないのです。

 

ところが、ワキガの人の多くは、このエクリン腺からの汗の蒸発時に、もうひとつのアポクリン腺からの汗がもつ臭いを同時に拡散させてしまうのです。そういった理由で全身から臭いを感じてしまうのです。加えて特に男性の多くが腋毛を生やしているのですが、その腋毛のもつ役割の一つに汗を留めることがあります。

 

梅雨や夏の暑い時期にワキの下の温度や湿度が高まってしまいます。するとワキに溜まった汗の中に、多くの細菌が繁殖してしまい、その臭いを放つ物質が増殖してしまうのです。これがワキガの発生するメカニズムですが、ワキガの原因には遺伝も関係しているといわれています。

 

ワキガの遺伝とは、ワキガそのものが遺伝するというよりは、ワキガを引き起こす「アポクリン腺」という汗腺の量が遺伝すると言われています。原因の一つとなっているアポクリン腺が多い人ほど、その人が流す汗の量も増えるので、その結果ワキガの臭いも比例して強くなってしまいます。

 

清潔にすることや生活習慣にも左右されますが、簡単に言うと両親のどちらかでもワキガだった場合は、その子供もワキガになるということです。ですからもし両親がワキガでないのだとしても、残念ながら祖父母や親類縁者にワキガ体質の人がいるのであれば、ワキガになると考えられます。でも体質が遺伝したとしても、ワキガにならない人もいます。